・推進システムが固体と液体からなるため「ハイブリッド」ロケットと呼ばれます.
・モデルロケットでは出せない推力をハイブリッドロケットでは出すことができ,ペイロードを載せたり,1km上空からの空撮などが可能です.
・エンジンの種類にもよりますが最大速度は音速に迫り,鋭い光と驚くような爆音とともに高度は1~2kmにまで達するような機体もあります.
・メンバー全員で半年弱かけ作ったロケットが打上会場で飛ぶか,飛ばないか,1発勝負というところもロケットの大きな魅力です.
・Lightusとしての今後の展望はロケットの回収方法確立、高高度化などを考えています.
【Lightus-01】
・2015年3月 伊豆大島共同打上実験 打上機体
団体としては初のハイブリッドロケット。
機体の打上とカメラ撮影がミッションであった。
打上に成功、パラシュート開傘直後コードが切れ弾道落下。機体は破損したが機体・計測データの回収には成功した。
【Lightus-02】
・2016年3月 伊豆大島共同打上実験 打上機体
東京農工大として初のハイブリッドロケット。
カンサットを放出し機体の確実な回収をミッションとした。
トラブルによりカンサットの搭載を断念したが打上には成功。パラシュートは開傘し減速したが、開傘衝撃により上空で機体が破断し一部が弾道落下。機体すべてを回収成功し、飛翔データの取得・機載カメラによる空撮にも成功した。
ロケットの中には主にエンジンや電装,カメラなどが搭載されています.また,宇宙空間まで飛ばすことはできないので,地上に軟着陸するためにパラシュートと,それを開放する機構も組み込まれています.
(使用するエンジンです.全長は650mmに及びます.)